2014年02月12日
二里町誌
早春の昼下がり訪れた、伊万里市民図書館。伊万里学コーナー書架の最上段に、金文字の背表紙も鮮やかな分厚い「二里町誌」がありました。図書館の蔵書は二冊で、貸出可の本はちょうど貸出中でした。昨年春の出版以来、問い合わせも多く、館内外で沢山の方が閲覧されたそうです。

【二里公民館作成ポスター】
ふるさとの二里の町誌が二里公民館で編纂されていると聞いたのは、息子が生まれた頃でした。編纂の取り組みは1979年から始まっていたそうです。その後、伊万里市市史編纂のため余儀なく中断。委員の物故が相次ぎ、四人の委員で出版されたのは、息子が大学を卒業した2013年でした。樹齢400年の古子滝藤をあしらったポスターに心躍りました。
購読した町内外の方から「よくこれだけのものが出来ましたね」という声が寄せられたそうです。
昭和42年の大水害で変貌する前の二里町の姿を記憶しているのは、50代の私の世代まででしょう。
伊万里と有田に挟まれた村落が激動の日本の歴史の中でたどった、埋もれるには惜しい歩みの記録です。目を通されてみてはいかがでしょうか。
【二里公民館作成ポスター】
ふるさとの二里の町誌が二里公民館で編纂されていると聞いたのは、息子が生まれた頃でした。編纂の取り組みは1979年から始まっていたそうです。その後、伊万里市市史編纂のため余儀なく中断。委員の物故が相次ぎ、四人の委員で出版されたのは、息子が大学を卒業した2013年でした。樹齢400年の古子滝藤をあしらったポスターに心躍りました。
購読した町内外の方から「よくこれだけのものが出来ましたね」という声が寄せられたそうです。
昭和42年の大水害で変貌する前の二里町の姿を記憶しているのは、50代の私の世代まででしょう。
伊万里と有田に挟まれた村落が激動の日本の歴史の中でたどった、埋もれるには惜しい歩みの記録です。目を通されてみてはいかがでしょうか。
Posted by 渋柿 at 20:31 | Comments(0)