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Posted by さがファンブログ事務局 at 

2009年05月11日

焼き物の里の風景

 あちこちで見かけます。伊万里市街地の周辺に現在10か所20個、来春までに15
か所30個の陶磁器モニュメントが出現。

 いつも通る伊万里市脇田町の梅の木天神橋にも、最近伊万里焼染付けのモニュメ
ントが出来ました。橋の両脇の唐草に花の柄の花瓶が、見慣れた風景をぐっと「焼き
物の里」らしく演出します。(写真)



 平成19年度からの3箇年計画の、伊万里市の「伊万里焼ロードギャラリー事業2
年目の設置でした。



 市の担当、土木管理課にお尋ねすると、「これまでも伊万里駅周辺に焼き物」をアピ
ールする壺や人形の展示はされていましたが、郊外には少なく、幹線道路を車で通る
人の認知度は余り高くありませんでした。
そこで、去年、今年、来年と3回に分けて5箇所ずつ、武雄・有田・唐津などとつながる
道路の交差点などにもモニュメントを設置することになりました」とのことでした。

 展示される人形や壺などはすべて、伊万里陶磁器工業協同組合加入の市内の窯
元からの提供です。(一個50~60万円の作品を各々一対とか)

「高価な物をケースもなく展示して大丈夫ですか」と聞くと「大丈夫です」。(駅前通に
モニュメントが設置されて20余年、一回自動車の物損事故で台座が破損したことだ
けが、返す返すも残念とのこと)

 市民の意識を更に高めるため、すべての設置が終れば、展示をポイントにしたウ
ォークラリーなども考えられているそうです。

 染付けあり、青磁白磁、色鍋島につちものありのモニュメント群。青空のもと伊万
里焼をめぐる日が楽しみです。   


Posted by 渋柿 at 18:56 | Comments(0)